こんにちは、コピーライティング専門会社・ワードメーカー株式会社の狩生です。
会報誌を発行していくためにどのようなポイントに注意したほうがよいのかについて、3つだけポイントをお伝えいたします。
今までお客様の会報誌・広報誌を多数制作させていただきましたが、制作を続けていく中で気がついた点です。
ポイント1.短期的な視点になっていないかどうか
1つ目は、会報誌というのは“長期戦”だということです。
これはすでにお分かりいただいていると思いますが、どうしても発行し続けていると、段々と視野が狭くなり、短期的な視点になりがちなのです。
ある意味、仕方がないことかもしれません。
収益事業の一環として発行するのが一般的ですので、収益に関わらないとしたら発行意欲が減退することもありますよね。
とはいえ、短期的な視点になると、発行している意味・目的がわからなくなるので、今一度、「そもそもの目的」にたち返っていただければと思います。
中長期的な関係づくりを目指されているのでしたら、短期的な結果を求めないことも大事です。
ポイント2.会報誌といいながらセールDMになっていないか
ポイント1に続く点です。
短期的な視点になっていくと、次第に「売り込みオンリー」の会報誌になってしまいます。
売り込みメインなので、セールDMを送っているのと変わりありません。
会報誌という意味合いとは違うかもしれないですね。
セールや売り込みばかりをしていないかについて、見直しみていただければと思います。
ただ、もちろんセールも大事です。売り込めるものがあるのなら、私は入れたほうがよいと思っています。
要は、割合です。
どれくらいの割合で売り込みがあるかによって印象が異なります。
これはどのような意味合いで会報誌を送っているかにもよりますが、一般的な目的で発行されているとしたら、10~20%ぐらいが妥当ではないでしょうか。
それ以上になると、「売り込みが多いな」と思います。
“広告ばかりの雑誌”みたいなものです。そういうものは、ほとんどの方は気が付きます。
ポイント3.発行し続けるための体制が整っているか
最後のポイントが社内体制です。
続けることが大変なのが、会報誌です。
広報誌も同じですが、続けるって本当に大変なんですよね。
なので、続けられる頻度で続けることをオススメしています。(当たり前のようなことを言っているかもしれませんが)
たとえば、毎月発行となると結構大変で、中小企業のお客様で発行し続けている人もいますが、そういうところは、ネタがたくさんあるので稀かもしれません。
中小企業の場合は、3ヶ月に1回とかのほうが続けやすいのではないかなぁと、私の経験上、そう考えています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
細かい話よりも、まずは大きなポイントのところだけお伝えしました。細かいところでいうと、発行ポイントは多数ありますが、まずは大枠からですね。
ここの3つのポイントをクリアにしておくことで、発行するときの大変さも軽減することができます。
負荷はあってもよいかもしれませんが、負荷がありすぎると視野狭窄に陥るので、気をつけてみてください。